ビジネス電子出版により本業の業績をアップしたいと真剣にお考えの方を対象に当社で実施している「電子書籍出版個別相談会」の参加特典に、「あなたを一瞬でNo.1に変える電子書籍ブランディング戦略読本」という小冊子があります。この小冊子では、あなたがビジネス電子出版することで得られるブランディング効果について説明しています。
このブランディング効果のひとつに「公式書籍として出版できる」ということがあります。このことについて、わたしの事例でご説明します。
電子書籍に近いものとして、PDFや小冊子があります。他分野の士業の先生方と一緒に執筆した『経営者必読! 事業承継の全体像を一気読み: 多様な専門家がポイントを網羅的に解説!』は、最初は小冊子でした。
この小冊子は、「遺産相続」「相続税」「M&A」「後継者育成」「企業価値」などそれぞれの専門家の分野ごとに限定されがちな事業承継について、経営者の皆様がその全体像を短時間で把握できるよう、ポイントを押えながらもコンパクトにまとめたものです。
A5サイズ、本文35ページで、1,000部つくりました。お披露目の出版記念パーティーも著者一同で開催させていただきました。しかし、小冊子が書籍かと問われれば微妙です。
執筆者それぞれのネットワークを通じてこの小冊子を配付した結果、この小冊子の在庫はもうありません。再度作成する予定もありません。せっかく執筆した内容をこれ以上広めることができないのです。
この小冊子の文字数は約21,000字です。紙の本として出版するためには、50,000字程度は必要だといわれています。ですから、商業出版にしろ自費出版にしろ、紙の書籍をつくろうとすると、さらに30,000字くらい書き足さなければなりません。しかし、それではボリュームがありすぎて、「全体像を短時間で把握できる」という本来の意図とは反してしまいます。
そこでこの小冊子をわたしが電子書籍化しました。ビジネス電子書籍にぴったりだと考えたからです。ビジネス電子書籍とは、わたしが使っている言葉ですが、企業オーナーや自営業の方、弁護士や税理士、司法書士や行政書士などの士業の方が本業の業績をアップさせる目的で電子書籍を出版することをいいます。余談ですが、この本がわたしのエストリビューターとして最初の作品です。
この本の執筆者は、弁護士、公認会計士、司法書士、そして中小企業診断士のわたしです。全員士業です。そして多岐にわたる事業承継の分野をそれぞれの専門性を生かして、分担執筆しました。執筆者それぞれの専門性をアピールできます。士業がビジネス電子出版するメリットについては、「ビジネス電子出版を士業の先生が活用する方法」という記事をお読みください。
電子出版の一番のメリットは、小冊子と異なり、Amazonなどの書店で「書籍」のカテゴリーとして扱われることです。電子出版をすることで、「公式な書籍」の出版が可能なのです。さらに、電子書籍を出版すると、あなたは自動的に「著者」となります。そして、あなたの書籍を読む人は、自動的に「読者」になります。
小冊子でも実質的には同じことなのですが、「著者」と「読者」という関係性は書籍ほど強くイメージされません。これは小冊子を電子書籍化するもうひとつのメリットです。著者・読者の関係を築くことで、精読率が高まり、内容が理解されやすくなると同時に、あなたのその分野の専門家として信用力が高まります。
さらに、Amazonでは、著者セントラルというページを持つことができます。わたしもこの本の電子出版をきっかけにつくってみました。それがこちらのページとなります。 ⇒ 梅原清宏の著者セントラルページ
著者セントラルページをつくることで、Amazon上で自分を紹介できます。これにより、Amazonのブランド力を借りてあなたをブランド化できるのです。これも余談ですが、ブランドコンサルティング大手の米インターブランド社は「世界ブランドランキング上位100」を毎年発表しています。この2015年版によると、Amazonは前年の第15位から第10位と大きくランクアップして、ベストテン入りを果たしています。ちなみに、ベストスリーは、Apple、Google、コカ・コーラです。あなたも著者セントラルページで世界的なブランド力を利用しませんか。
当社の「公認エストリビューターによる電子書籍出版サービス」では、ビジネス電子出版と合わせて著者セントラルページの開設代行もしております。
いかがでしょうか。あなたの小冊子はそのまま電子出版可能です。この記事をお読みになって、あなたの小冊子を電子書籍化してみようとお考えになったなら、ぜひ「電子書籍出版個別相談会」への参加をお申し込みください。