採択される補助金申請書の書き方①

2つの人気補助金

平成27年度補正予算では、小さな会社向けにふたつの補助金が計上されています。「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」と「小規模事業者持続化補助金」です。いずれも、過去に何度も実施されていますので、応募する側にもノウハウが蓄積されてきています。そのため、採択される申請書のレベルも、だんだん高くなっていると思われます。早い目に書き始めて、何度もブラッシュアップする必要があります。

そこで、採択される補助金申請書の書き方について、同名タイトルの書籍『採択される補助金申請書の書き方(強み経営シリーズ1): 小さな会社の補助金活用法』から、エッセンスをご紹介します。

なお、当社では、補助金申請書作成支援を完全成功報酬で5社限定で行っています。詳しくは「補助金申請書作成支援サービス」をお読みください。

補助金申請書作成支援サービス

やるべきコトが明確ですか?

補助金が公募されてから、「お金がもらえるそうだ。うちでも何かやってみようかな?何に取り組んだらいいか、考えてみよう」という社長様が多くいらっしゃいます。これ、ヤバいです。経営は、お金がもられるから何かをやるというわけではないです。目的が最初からずれています。このようなアプローチでは補助金は有効に活用できません。

そうではなくて、やるべきコトがすでに明確になっている場合には、補助金を活用しましょう。補助金があってもなくてもやる必要があることなのですから、補助金に採択されて費用の一部が戻ってくるというのは、本当にありがたいです。

採択される補助金申請書が書けるかどうかの最初のチェックポイントは、「やるべきコトが明確ですか?」という問いへの答えが「イエス」であることです。「イエス」の方は、次のチェックポイントに進んでください。「ノー」の方は、『自分で書ける「小規模事業者持続化補助金」の「経営計画」(強み経営シリーズ2): 小さな会社の経営計画 』を参考に、経営計画を作ることから取り組みましょう。