電子書籍をAmazonで展開するわけ

インディーズ作家誕生

2012年10月25日に Amazon.co.jp で Kindle ストアがオープンしました。オープン当初、日本語の電子書籍は50,000タイトル以上(内、漫画コンテンツ15,000タイトル以上、無料コンテンツ10,000タイトル以上)でした。また、同時にKindleダイレクトパブリッシング(KDP の提供も開始されました。これにより、個人が出版社を通さずに、電子書籍を出版できるようになりました。インディーズ作家のプラットフォームができたのです。

Kindle ストアのコンテンツ

50,000タイトルでスタートしたKindle ストアですが、2016年1月16日現在では、総タイトル数は446,117タイトルと、3年間で8倍以上に増えています。参考のため、全ジャンル別のコンテンツ数を多い順に示しておきましょう。

  1. コミック (140,755)
  2. 文学・評論 (77,507)
  3. ラノベ・BL (38,924)
  4. 人文・思想 (27,001)
  5. アダルト (24,949)
  6. ビジネス・経済 (16,594)
  7. 趣味・実用 (14,826)
  8. 暮らし・健康・子育て (13,926)
  9. 科学・テクノロジー (12,882)
  10. 社会・政治 (12,700)
  11. 歴史・地理 (11,171)
  12. タレント写真集 (10,149)
  13. 雑誌 (9,290)
  14. コンピュータ・IT (6,060)
  15. 投資・金融・会社経営 (5,262)
  16. アート・建築・デザイン (5,258)
  17. 教育・学参・受験 (4,906)
  18. スポーツ・アウトドア (4,669)
  19. 絵本・児童書 (4,608)
  20. ノンフィクション(4,406)
  21. 旅行ガイド・マップ (3,951)
  22. 医学・薬学 (3,297)
  23. エンターテイメント (3,186)
  24. 語学・辞事典・年鑑 (3,155)
  25. 資格・検定・就職 (927)
  26. 楽譜・スコア・音楽書 (585)

Amazonで電子書籍を展開するわけ

Kindle ストア以外にも代表的な電子書籍ストアとして、楽天株式会社が運営する「楽天kobo」、Apple社が運営する「iBooksore」、Googleが運営する「Google Play」、Sonyが運営する「Reader Store」、凸版印刷が運営する「BookLive」など多彩です。

では、なぜわたしはAmazonで電子出版を販売することをお勧めしているのでしょうか。それには2つの理由があります。

1.個人で出版できるから

セルフパブリッシングできないプラットファームが多い中、Amazon の Kindleダイレクトパブリッシング(KDP を利用すれば、比較的簡単に個人が電子書籍を出版可能です。しかも、出版申請してから、1日以内にKindle ストアでの販売が開始されるなど、電子書籍をスピーディーに展開できます。KDP は簡便で効率的で利便性が高いサービスに仕上がっています。個人が電子書籍を出す場合、KDP を利用してKindle ストアで販売するのがベストだと思います。

2.ナンバーワンプラットフォームであるから

強み経営とは、強みを伸ばして一番をめざす経営のことです。「業界で一番」は圧倒的なブランド力を発揮できます。Amazon は書籍販売のナンバーワンプラットフォームです。ですから、電子書籍もAmazonで展開する方が売れやすいと考えられます。

電子書籍は、デジタルコンテンツですから、販売するにはeマーケティング力が必要です。もちろん、ソーシャルメディアを最大限に活用するなど、著者の努力も必要です。Amazon はネット販売に特化した世界でもトップクラスのIT企業です。そのAmazon が運営するプラットフォーム上で電子書籍を販売することで、Amazon の eマーケティング力を利用できるのです。これは、大きなメリットです。

こうした理由から、電子書籍を出版したいという方には、KDP の利用をお勧めしています。また、ご自分でKDPアカウント開設や電子製本が難しいという方には、総合電子出版支援サービスをご提供しております。あなただけの知識やノウハウを出版して、お客様を集めたいという方は、ぜひ当社にご相談ください。

電子書籍で業績を倍増させる会議