電子書籍はどこで買い、何で読んだら良いか

企業オーナーや自営業の方、弁護士や税理士、司法書士や行政書士などの士業の方が本業の業績をアップさせる目的で電子書籍を出版することをビジネス電子出版とわたしは呼んでいます。

ところで、あなたは電子書籍を購入されたことがありますか?職業や世代によって、購入経験者の割合は異なるのでしょうが、わたしの周りでは意外と少ないという印象があります。「電子書籍の読み方がわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、電子書籍の読み方について、まとめておきたいと思います。比較のために、同じように電子化された文書であるPDF(ポータブル・ドキュメント・フォーマット)について最初に確認しておきましょう。

PDFを読むためには、PDFリーダーというソフトウェアが必要です。アドビ社が無料配付している Adobe Acrobat Reader が多く利用されています。PCだけでなく携帯電話やスマートフォン用も提供されています。このため、相手のデバイスを意識することなく配付でき、読むことができます。ポータブル・ドキュメント・フォーマットの名前通り、「電子文書」として広く流通しています。

一方、電子書籍の場合は、話が簡単ではありません。「何で読むか?」「どこで買うか?」の選択肢が多いのです。

PDFの場合、ホームページを閲覧するのと同様に、「何で読むか?」を意識することはほとんどないのと対照的です。これは電子書籍がかつては「電子ブック」と呼ばれ、「電子ブックリーダー」という専用端末で読むビジネスモデルとしてスタートしたことに由来しています。その歴史については、また別の機会にまとめたいと思います。

本題を急ぎましょう。「何で読むか?」「どこで買うか?」についてです。

わたしがエストリビューターとしてお薦めしているビジネス電子出版では、選択肢は今のところありません。「何で読むか?」への回答は「kindle アプリで読みましょう」であり、「どこで買うか?」への回答は「Amazon Kindle ストアで買いましょう」となります。

あなたが電子書籍を、PCやスマートフォン、タブレットで読むのであれば、これらすべてで kindle アプリが利用できます。スマートフォン、タブレットではkindle アプリを以前から利用できましたが、PC用のkindle アプリが日本で利用できるようになったのは、2015年の1月からで、まだ10ヵ月ほどしたか経っていません。

女性や若者の間ではPCよりスマートフォンが普及していますので、電子書籍の購読や閲覧もスムーズだったようです。一方PC利用のウェートが今でも高いビジネスシーンにおいては、デジタル著作権管理(DRM : Digital Rights Management)のからみで、長らく kindle を読むことができませんでした。

Kindle for PC が日本でも利用可能なったことで、Amazon Kindle ストアで買った電子書籍をPCでも読むことができるようになりました。これは、ビジネス電子出版においては、大きなチャンスです。

もし、あなたのPCにまだ Kindle for PC がインストールされていないのであれば、早速インストールしてみましょう。そして、Amazon Kindle ストアで何でもよいので、一冊電子書籍を購入してみましょう。適当な本が見つからないという方は、弁護士や公認会計士、司法書士の先生と一緒に書いて、わたしがエストリビューターとして電子製本して出版した「経営者必読! 事業承継の全体像を一気読み」という本をお買い求めいただけると、うれしいです。

※2015年12月26日追記 Kindleで電子書籍を購入して読む方法も合わせてご参照ください。

経営者必読! 事業承継の全体像を一気読み~ 多様な専門家がポイントを網羅的に解説!

電子書籍の購入や読んだ経験がないと、ビジネス電子出版を具体的にイメージしにくいですから、まずは電子書籍体験をしてみてください。そして、ビジネス電子出版にご興味をお持ちになり、さらに詳しくお知りになりたいときは、ぜひ、「電子書籍出版個別相談会」にご参加ください。あなたのビジネス電子出版実現を全力でサポートさせていただきます。

電子書籍出版個別相談会