電子書籍の3要素と決め方

電子書籍の3要素とは

電子書籍には重要な要素が3つあります。それは、「表紙」と「タイトル」と「内容」です。これは、紙の本でも同様ですが、紙の本の場合には、「表紙」の代わりに、表紙デザインも含む「装丁」となります。「装丁」とは、「一般的には本を綴じて表紙などをつける作業を指す。広義には、カバー、表紙、見返し、扉、帯、外箱のある本は外箱のデザイン、また製本材料の選択までを含めた、造本の一連の工程またはその意匠を意味する。(ウィキペディア)」とあります。電子書籍には、カバーや帯などの実体物がありませんので、「装丁」という概念はありません。

電子書籍に限らず、あらゆる文書において、「タイトル」はとても重要ですね。「書く」という行為におけるタイトルのもつ役割の大きさと言っても良いでしょう。電子書籍の場合には、この重要なタイトルが2つあります。「メインタイトル」と「サブタイトル」です。

そして、本の「内容」です。ただ、内容の評価は難しいですね。著者がよい内容だと思っても、読者がそう思わなければ、「内容が良い」という評価は得られません。このため、本を書く前に、しっかりと読者を想定しておくことが重要となります。

以下では、エストリビューターによる電子出版サービスにおけるこれら3つの要素の決め方をご説明します。

表紙の決め方

表紙は、エストリビューターがご提案します。著者の方には、どのような表紙を希望されるのか、おおよそのイメージをお伝えいただき、それをベースに、複数の表紙案をご提案します。この際には、気に入った表紙デザインの集め方をアドバイスさせていただきます。また、複数の表紙案からどれに決めたらよいかも、著者が迷われるところです。著者の決断をサポートさせていただきます。

タイトルの決め方

タイトルを決めるタイミングは、ふたつあります。ひとつは、電子出版会議(打ち合わせ)の際に決めるケースです。著者がタイトルを明確に決めている。執筆しようとする書籍について、最初から明確なコンセプトがあり、それに基づいて自然とタイトルが決まっている。このような場合です。

もうひとつは、原稿が完成してから、タイトルを検討するケースです。どちらの場合にしても、想定している読者層に書籍の内容がストレート伝わるようなタイトルを選びます。電子書籍の場合には、紙の本以上にタイトルやサブタイトルの果たす役割が大きいので、そのあたりも踏まえて、専門家としてしっかりアドバイスさせていただきます。

内容についてのアドバイス

わたしはエストリビューターとしてビジネス電子出版をサポートしております。ビジネス電子出版の目的は、電子書籍を出版することにより、著者の本業を向上させることです。本の内容については、著者が思い通りに書いていただいて結構です。商業出版のように、編集段階で大幅に手を入れるということは原則ありません。ただ、「著者の本業を向上させる」という観点から、「こう書いた方がよりブランディング効果が大きいです」とか「マーケティング要素をもう少し強めましょう」とか、アドバイスさせていただく場合があります。

エストリビューターによる電子出版サービスにご興味をお持ちであれば、ぜひ個別相談会にお申し込みください。電子書籍を出版することにより著者の本業を向上させるビジネス電子出版について、詳しくご説明させていただきます。

電子書籍で業績を倍増させる会議