本日、強み経営シリーズの第2作として、『自分で書ける「小規模事業者持続化補助金」の「経営計画」(強み経営シリーズ2): 小さな会社の経営計画?』を出版しました。この作品も、わたしがエストリビューターとして出版させていただきました。
経営計画には定まった様式がなく、また作成を義務づけるものもありません。このため、「お金を借りる」とか「補助金に申請する」とか、特別な理由が無い限り、小さな会社ではあまり作成されていません。国は、小さな会社にも経営計画に基づく経営を普及させようとしています。そのため、全社的な経営計画の作成を要件とする「小規模事業者持続化補助金」を設けています。平成27年度補正予算おいても予算措置されました。
この経営計画は、わずか4項目からなる非常にシンプルなものです。しかし、その内容は、小さな会社が、市場のニーズを把握した上で、自社の強みを生かした取り組みを行うことを意識したものになっており、初めて経営計画を作成するのに適した様式です。そこで、この本では、「小規模事業者持続化補助金」の「経営計画」の様式を使って、経営計画の作成プロセスを分かり易く説明しました。
小さな会社の経営者が、経営計画を自分でつくる際にこの本を「道具箱」として利用いただくことをイメージして、経営計画の作成時によく利用される「5つの道具」、すなわち、「PEST分析」「5フォース分析」「3C分析」「4P分析」「SWOT分析」の使い方も説明しています。もちろん、この補助金の申請書作成にも役立つ内容です。姉妹編の『採択される補助金申請書の書き方(強み経営シリーズ1): 小さな会社の補助金活用法』と合わせて、ご活用ください。