この記事は、「強み経営シリーズ」第二弾『小さな会社の経営計画』として出版することを前提に書いています。この経緯については
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⇒ 書籍を執筆する前に決めておくべきこと
をお読みください。
本書を書くきっかけ
先日『採択される補助金申請書の書き方~小さな会社の補助金活用法~』という本を出版しました。この本には「強み経営シリーズ」というシリーズ名を付けています。シリーズであるからには、1冊で終わりというわけにはいきません。第二作を出版しなければなりません。さて、どうしましょうか。
第一作でテーマとした補助金活用法は、実は経営計画と不可分の関係にあります。どのような補助金でも、必ず「経営計画」がつきものです。そこで、「採択される補助金申請書の書き方」の最後に「経営計画は必須の経営ツール」という項目を設け、この本を次のようなメッセージで締めくりました。
あなたの会社でも、経営計画を作成するようにしましょう。フォーマットは「小規模事業者持続化補助金」の経営計画を利用すればよいと思います。とっても簡略な内容ですが、これを書くだけでも、次の補助金の採択に近づきます。ぜひ実行なさってください。(出所:「採択される補助金申請書の書き方」)
第一作はこのように「あなたも経営計画を作りましょう」というお誘いで終わっています。そこで「強み経営シリーズ」の第二弾は、このエンディングを受けて、「経営計画」をテーマにしようと決めたのです。
わたしは、滋賀県下の商工会で、昨年、今年と「経営計画書作成セミナー」の講師を担当させていただく機会に恵まれました。そのセミナーにご参加いただいた皆さまの多くが、数十年にわたり地域に根ざした家業を引き継いだり引き継ぐ予定の若手経営者だったりしたのです。このセミナーでの受講者とのディスカッションをベースにすれば、小さな会社が経営計画を作成する方法をわかりやすく説明できると考えました。これがこの本を書くきっかけです。
この記事の内容は、『自分で書ける「小規模事業者持続化補助金」の「経営計画」(強み経営シリーズ2): 小さな会社の経営計画』として、12月20日に出版しました。