『小さな会社の経営計画』の原稿ができあがるまで

16日間で16本の記事を公開

本の制作プロセスを日々公開していきます」ということで、『小さな会社の経営計画』を書きながら、その内容を日々公開してきました。これまで公開した記事は16本になります。この16本の記事は、毎日1本ずつ投稿していますが、毎日1本ずつ書いたわけではありません。

時間があるときにまとめて書いて、予約投稿しています。実際には、約2週間でほぼ原稿が仕上がりました。最終の編集過程でさらに調整が入るかも知れませんが、原稿完成までの状況をまとめておきます。

目次案と執筆後の目次

書籍を執筆する前に決めておくべきことでは、目次案を公開しています。完成した書籍の目次は、当初の目次案とはかなり変わっています。3章構成は同じですが、第2章から第1章に移した項目が多くあります。記事として公開した内容でも書籍に収録しなかったものが複数あります。

たとえば、最初の目次案では「読者が直面している状況」となっていましたが、これは「構造変化に直面する小さな会社」と「事業承継に直面する小さな会社」の2つの記事として公開しました。でもこれら2つの記事は「没」となりました。目次案では「読者の不安や問題点」となっていたものは、「小さな会社の経営者の悩みや不安」というタイトルで公開しましたが、これも「没」です。没にした理由は、①テーマの「事業計画」とは直接の関係性が薄い、②文字数が多くなったので、コンパクトにするため、です。

目次案にあったのですが、執筆しなかった項目もあります。「商工会・商工会議所とは何か?」と「商工会・商工会議所との付き合い方」は、「事業計画」と関係性が薄いので書きませんでした。「採択されたらやるべきこと」は「経営計画の活用法」という観点で書きました。

逆に目次案になくて追加した項目が2つあります。ひとつは「何年計画がよいのか?」「いつつくるのがよいのか?」「何ページ書けばよいのか?」「だれが書くのがよいのか?」という「経営計画」に関するよくある質問への回答のような内容です。

もうひとつは、「コラム」です。各章の最後に短いコラム記事を追加しました。読者にリラックスしてもらうための記事ですが、「コラム3 客船の運航計画」以外は、まだまだ固い内容です。

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文字数は、『採択される補助金申請書の書き方』の約23,000字程度を想定していましたが、現時点で約25,500文字あります。今後の編集作業により、できればもう少し文字数を少なくしたいと思っています。これとは別に「没」となった原稿が約10,000文字くらいあると思います。

エストリビューターの仕事

今回は、原稿執筆前から原稿完成までをリアルタイムでホームページに公開してみました。比較的短時間で原稿を作成できることがお分かりいただけたと思います。完成原稿をつくるまでが著者の仕事です。ここから、この原稿を電子書籍として出版するのがエストリビューターの役割のひとつです。

わたしは著者でありエストリビューターでもありますので、この原稿を電子書籍化するために、編集・校正、表紙デザインの発注、電子書籍製本、AmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)への登録などの作業を引き続き行っていきます。

だれかの人生を良くするための何かよい方法をあなたはご存じではありませんか? そのノウハウを困ったり悩んだりしている方のために提供しませんか? あなたのそのような知恵やノウハウを世の中に広めていく、そういた役割をエストリビューターは担っていると考えています。自分のノウハウや知恵で世の中に貢献したい。このようにお考えであれば、ぜひ一度わたしにご相談ください。

電子書籍で業績を倍増させる会議